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2024.6.9
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【高松】「Café du Mistral(ミストラル)」でフランス人店主による南仏の味を♪

高松兵庫町商店街の西端から徒歩約1分の「Café du Mistral(カフェ ドゥ ミストラル)」は、店主の故郷・南フランスの味を楽しめるお店。ニース風サンドイッチやラザニアといったフード系のほか、手焼きのクレープ、フレンチトーストなどスイーツメニューも朝からオーダーOK。大きめマグカップでのんびりコーヒータイムも楽しんで。

「Café du Mistral(カフェ ドゥ ミストラル)」

高松駅から徒歩約10分、高松兵庫町商店街の西端から徒歩約1分の高松市錦町にある「Café du Mistral(カフェ ドゥ ミストラル)」は、県庁前通り沿いのビルの2階に店を構えています。ガラス越しに見える大きなフランス国旗が目印。

フランス南部の街・Châteaurenard(シャトールナール)で生まれ、そこから約30km北東に進んだ街・Carpentras(カルパントラ)で育った店主のシリルさんは、来日して20年以上になるので日本語はペラペラ。香川に来てからは、高松市内の有名パティスリーで長年勤務し、和菓子の商品開発などにも携わっていました。その後、2019年5月に「カフェ ドゥ ミストラル」をオープン。
店名の“Mistral(ミストラル)”は、冬の時期にドイツからフランス南東部へと吹く強い北風の名称。店主のルーツである故郷にまつわる名前が使われています。

大きなガラス張りのエリアがキッチンという、珍しいレイアウトにも注目の店内。それは店主が一番長い時間を過ごす場所だからこそ、居心地のいい空間にしたかったとのこと。カウンターにはテイクアウト可能なパンや、フランス産のチーズなどが入った冷蔵ケース、フランスの本なども置かれています。

壁掛けテレビには、店主の故郷周辺の街並みの動画が流れていて、ちょっぴりフランス旅行に来た気分♪歴史的建造物が多く残るステキな風景を見つつ、カフェタイムを楽しんでみて。モーニングメニューもあるので、朝訪れる人が多いそう。ゆったりしたい人は昼が狙い目です。


南フランスの風を感じるフードメニュー

『ニースのサンドイッチ』950円

メニューにも南フランスのエッセンスが色濃く反映されているので、香川にいながらも現地の空気感を堪能できます。『ニースのサンドイッチ』もその一つ。その名の通りニースの名物サンドイッチであり、正式名は「パン・バニア」。“濡れたパン”という意味で、パンにたっぷりとオリーブオイルを染み込ませているのが特徴です。

バゲットにサンドされたグリルチキンはハーブでしっかり香り付け。プロヴァンス地方でよく使われるドライハーブのブレンド“エルブ・ド・プロヴァンス”をベースに、バジルとタイムを多めに配合した同店オリジナルブレンド。フレッシュ野菜やゆで卵などの具材もたっぷりで満足度が高いです。オリーブオイルがたっぷり染み込んだバゲットは歯切れが良く、食感のトータルバランスも◎。

『クロック・マダム』1,100円

『クロック・ムッシュ』(1,000円)と『クロック・マダム』(1,100円)はベシャメルソースとチーズのリッチな味わいが魅力的です。両者の違いは、卵黄がのっているかどうか。

山食スライスの上にベシャメルソースと、たっぷりのパウダーチーズをのせてトーストし、さらにバーナーで炙(あぶ)ってとろけさせます。チーズはグラナパダーノとパルミジャーノのブレンドでうま味たっぷり。

店主の母のレシピが元になっているベシャメルソースは、バターではなくオリーブオイルを使い、コクがありながらも重過ぎない上品なテイストに仕上げています。豊かに広がるナツメグの香りもGOOD。ぜひチーズが熱々、とろとろのタイミングで召し上がれ。

『ラザニア』※料金未定

ボリュームたっぷりな『ラザニア』が2024年6月以降から新たに登場予定!手作りのミートソースは“エルブ・ド・プロヴァンス”でしっかりとしたハーブの風味をプラス。『クロック・マダム』にも使っているベシャメルソースは、ミルキー感とブレンドチーズのコクが◎。ワインとのペアリングもばっちりです。

サンドイッチ以外のプレートに添えられているサラダに欠かせないのが自家製ドレッシング。店主のお気に入りである、スペインの老舗ブランド「Carbonell(カルボネール)」のエキストラバージンオリーブオイルに、フランス産ビネガー、塩、黒コショウ、白ゴマを漬け込んだシンプルなドレッシングです。鼻に抜けるオリーブオイルの風味が華やか。1g単位での量り売りもしています。

スイーツメニューも朝からスタンバイ!

『クレープ(グラニュー糖)』400円

スイーツ好きな人は、朝からクレープはいかが。トッピングは、日本でも人気のヘーゼルナッツチョコスプレッド“nutella(ヌテラ)”、ジャム、グラニュー糖の3種類から選べます。

パティシエ経験のある店主が丁寧に手焼きするクレープは、厚みがあって食べ応えある満足感が魅力です。オーダーが入ってから焼くので、できたての香ばしさを堪能できますよ。

少しもっちりとした卵感のあるクレープ生地は、シンプルにグラニュー糖でいただくと生地本来の風味をダイレクトに楽しめます。

『クロワッサン』350円、『パン・オ・レザン』400円

フランスで成形したパンを冷凍輸入し、毎朝ガスオーブンで焼き上げています。パリッとサクッとなるよう、あえて焼きはしっかりめに。バターや小麦粉など現地の素材で作られた本格的なパンなので、風味も段違い。テイクアウトもOKです。

『フレンチトースト・クロワッサン』800円

フレンチトーストは、フランスでは“le pain perdu(失われしパン)”という名。時間が経って乾燥したり、かたくなったりしたパンも捨てず、おいしくいただけるようにと考案されたものです。とはいえ同店では時間が経ったパンを使っているわけではなく、朝焼いたクロワッサンを贅沢に使用し、オーダーが入ってからアパレイユ(卵液)を染み込ませて焼きます。

焼いた後は仕上げにフランス産のキビ糖“La Peruche(ラ・ペルーシュ)”を振りかけ、バーナーでキャラメリゼして香ばしさをプラスするひと手間がおいしさの秘訣(ひけつ)。

ベースのクロワッサンにバターがふんだんに使われているので、口の中ですぐ溶けるようなテクスチャーです。最後にのせられたバニラアイスとの温度差が縮まらないうちにペロッとなくなること間違いなし!

『ブレンド珈琲』500円

店主の好きなコーヒーは、高松市の老舗業務用コーヒーメーカー「カキ三コーヒー」のブレンド豆。マグカップのサイズは大または小を選べますが料金は同じなので、のんびりカフェタイムを過ごしたい時はぜひ大で。

コーヒーは、焙煎豆のうま味をダイレクトに感じられるフレンチプレスでの提供。オーダーが入ってから豆を挽(ひ)き、3分お湯に浸してプレスし、注ぎます。『カフェ・オ・レ』(550円)はミルクの量を調整してくれますよ。
ドリンクメニューはほかに、カカオの風味を存分に味わえる『ショコラショー』(600円)や、朝からワインなどのアルコールも注文できます。今後、お酒と合うようなおつまみ系メニューも登場予定。

「Café du Mistral(カフェ ドゥ ミストラル)」のドアを開けたら、まずはあいさつから、店主のシリルさんとの世間話も楽しんで。高松でもフランスの空気感を味わえるステキなお店です。

■詳細情報

■DATA

Café du Mistral(カフェドゥミストラル)

所在地
香川県高松市錦町1-14-3-2階
電話番号
087-813-3575
営業時間
月〜金曜/8:00〜17:00
土曜/7:00〜17:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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