2024年3月、ことでん瓦町駅2階コンコースにオープンした生ドーナツ専門店「さくらドーナツ堂」。ワゴン販売のお店と思いきや、店舗内でドーナツを一つひとつ手作りし、丁寧に揚げていました。とろけるようなもちもち食感の生ドーナツは、自分へのご褒美としても、家族や友達へのお土産としてもピッタリです。
・桜色のネオン「さくらドーナツ堂」が目印
瓦町フラッグ2階にある瓦町駅改札前コンコース広場に、2024年3月「さくらドーナツ堂」はオープンしました。ひときわ目を引くドライフラワーと桜色のネオンサインに行き交う人や駅ビルの利用客が足を止め、ドーナツを買いに立ち寄る光景を目にします。
ピンク色ののれんの奥は販売スペースになっていて、和菓子店のような木製のショーケースに、色とりどりのドーナツが並びます。気になる商品を選んで伝えると、スタッフが取ってくれるシステム。店舗前のベンチで買ったばかりのドーナツを笑顔で頬ばる利用客の姿に、思わずホッコリ。
生ドーナツの生地はとてもやわらかく、とろけるようなもちもち食感が特徴です。「この独特の食感を出すために、12時間以上低温で発酵させた生地を使用し、成型や揚げる作業はこの店内で行っています」と語る支配人の櫻井さん。揚げ具合や提供のタイミングまで緻密に計算し、試行錯誤を重ねた結果、ようやく完成したドーナツなのだそう。1日に1度だけ、揚げたてすぐの熱々生ドーナツが食べられるチャンスがあるそうで、日によって時間が前後するため、公式Instagramをフォローして、ストーリーズでのお知らせをチェックしましょう。
➡︎公式Instagramはこちら
・シンプルにフワじゅわ食感を体感しよう
『シンプル』220円
「さくらドーナツ堂」を知るために、まずは『シンプル』な生ドーナツから。もちもちでとろけるような生地は、製法へのこだわりだけでなく、香川特産の和三盆糖を使用することで口当たりを優しく仕上げています。やわらかな甘さともちもちの食感に心躍る一品です。
『瀬戸内レモンのグレーズド』280円
初恋の味とはまさにコレと思わせるような、どこか懐かしく爽やかなテイストのドーナツです。もちもちのシンプル生地に甘酸っぱいレモンのグレーズド(シュガーシロップ)をコーティング。シャリっとしたレモン砂糖の食感とほんのり爽やかな酸味がクセになり、あっという間にたいらげちゃいますよ。
『いちごチョコレート』300円
かわいらしいピンク色の『いちごチョコレート』。ドーナツと相性の良い、酸味の効いたイチゴチョコレートを表面にコーティングしています。チョコのパリッとした歯触りもアクセントの一つ。晴れやかなピンク色のドーナツが手土産なら、もらった人も喜んでくれそう。
・クリーム入り生ドーナツの満足感
『さくらドーナツ』360円
生ドーナツのもちもち生地の中に、クリームが注入された“クリームあり”シリーズは全5種類。『さくらドーナツ』は、店名の“さくら”を冠した看板商品で、ふんわり鼻を抜ける桜の香りとトッピングされた桜の花の塩味がアクセント♪桜の季節だけでなく、年間を通じて販売されています。
『さくらドーナツ』の中には、これでもかと言わんばかりの桜テイストのホイップクリームが詰め込まれています。ドーナツ生地との相性を計算し、あえて口当たりの軽い植物性ホイップクリームを使用。上品な甘さに仕上げているため、年配の人もペロリと食べられるそうです。
『ティラミス』380円
チーズクリームのコクに負けない濃厚さを出すため、唯一動物性の生クリームを使っている『ティラミス』。ショコラ風味の生地と、甘過ぎずほろ苦い特製チーズクリームが相性抜群の大人味ドーナツです。アクセントのコーヒーフレークのトッピングも◎。
『香川県産の高瀬茶クリーム』380円
香川県三豊市の特産・高瀬茶を使用した高瀬茶クリームがイン。しっかりとお茶の香りとテイストを感じることができる人気商品で、ふんわりとしたクリームの中に高瀬茶の苦味もきちんと再現されていて、後味がとても爽やかです。大人のファンが多いのも納得の一品。
『クーベルチュールのショコラクリーム』380円
そのほか“クリームあり”ドーナツには、クーベルチュールチョコとホイップを合わせた『クーベルチュールのショコラクリーム』と、甘酸っぱい瀬戸内産レモンのカスタードとホイップを合わせた『瀬戸内レモンのクリーム』がラインアップされています。その日の気分に合わせてドーナツを選んでみては?
今後のバリエーションとして、さくらに続く和のテイストできなこやゴマを使ったものや、フルーツの旬に合わせてオレンジのグレーズドのドーナツを検討しているんだそう。メインの8種類のドーナツを制覇した後も楽しみは尽きません。
ことでん瓦町駅コンコース内で、揚げたてもちもちの“生ドーナツ”を提供する「さくらドーナツ堂」。通勤・通学帰りのビジネス客や学生をはじめ、街中で買い物をする利用客でにぎわいを見せる生ドーナツ専門店の今後に、ますます期待と注目が集まりそうです。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。