元気いっぱいの子どもが思い切り遊べるといえば、やっぱり公園。迫力の瀬戸大橋や飛行機を間近に見られたり、本格的なアスレチックがあったりと、大型遊具を備える香川県内の公園8カ所をピックアップ。遊具はすべり台やボルダリング、ブランコにトランポリン、大人も夢中になるアスレチックなど公園によってさまざま。芝生広場や休憩所などピクニックにピッタリな場所もあるので、気候の良い時季のお出かけ先にぜひ♪
1.国営讃岐まんのう公園<まんのう町>
四季折々の花や自然を楽しめる「国営讃岐まんのう公園」では、公園のマスコットキャラクターにもなっている竜をかたどった「大型ネット式ジャングル」や、すり鉢状のトランポリン「ありじごく」、ボルダリングなど、雄大な自然の中で思いっきり遊ぶことができます。
中でも人気の「ふわふわドーム」は、飛んだり跳ねたりとまるで雲の上を歩いているような不思議な感覚に。青空の下で遊べる屋根なしドームに加えて、雨天時にも利用できる屋根付きドームも常設されているのもうれしいですね♪
※小学生以下の子どものみ利用可。屋根付きドームの利用は幼児優先
※ドームの表面が濡れている、または高温になっている場合は利用を中止する場合あり
4つの砦(とりで)からなる「エックススライダー」は、2本のロングローラーすべり台をはじめ、ザイルクライマーなどさまざまな遊びが楽しめる大型複合遊具。落差14m、長さ65mのすべり台と、落差13m、長さ50mの2種類のすべり台はスリル満点!
■アウトドアパーク in 国営讃岐まんのう公園 2024
バンジートランポリンやエアスライダーなどで遊びながら楽しめる、アウトドアイベントを開催予定。
<日時>2024年10月12日(土)・13日(日) 10:00~16:00
<場所>芝生広場
<参加費>イベントによって異なる
➡︎詳細はこちら
■のりものフェスタ2024~集まれのりもの博士たち~
パトカーや高所作業車、クレーン車などを展示。
<日時>2024年10月14日(月・祝) 10:00~15:00 ※雨天実施
<場所>ドラ夢広場、ドラ夢ドーム
<参加費>観覧無料
➡︎詳細はこちら
■DATA
2.ひだまり公園あやがわ(ヤドン公園)<綾川町>
子育て世代を中心とする地元民からの身近な遊び場や公園を望む声から生まれた「ひだまり公園あやがわ」。ことでん綾川駅から徒歩5分とアクセスも便利で、うどん県PR大使でもあるポケモンのヤドンをモチーフとした遊具が数多く設置されていることから、通称「ヤドン公園」とも呼ばれています。
名前の由来は、暖かく包み込みような癒やしや憩いのイメージを持つ“ひだまり”という言葉から。“共生=共に過ごす”をコンセプトに、年齢を問わない幅広い世代の人々が、一緒に遊び、過ごすことができるよう整備されました。
園内は芝生広場、児童広場、幼児広場が広がり、株式会社ポケモンから寄贈された「ヤドンのすみか」「ヤドンの井戸」「ピカチュウベンチ」など、キュートな遊具に心がほっこり和みます。
遊びの場としてはもちろん、公園内には災害時に利用できるかまどベンチや、パーゴラ・シェルター、マンホールトイレなども完備されています。
■DATA
3.みろく自然公園<さぬき市>
園内の中心に位置するみろく池から、みろく菩薩石像が出土したことが由来の「みろく自然公園」。池の周りは椿やサザンカ、アジサイ、ヒガンバナなど季節の花々に彩られ、春には枝垂れ桜を目当てに花見客が多く訪れます。
ちびっこ広場は、3種類のすべり台や葉っぱ型のうんていなどが複合した大型遊具(6〜12歳対象)を中心に、さぬき市マスコットキャラクター・さっきーや、市の花でもあるコスモスのパネル、「みろく=369」の数字を動かして遊べるパネルなど、思い出づくりにもぴったりなオリジナル遊具が設置されています。
アリ地獄(じごく)やバッテリーカーのほか、丸太渡りや綱渡り、平均台などの昔ながらのアスレチックがそろう「フィールドアスレチックコース」では、14種類の遊具でバランス感覚や脚力、腕力、握力など全身のさまざまな感覚を養うことができます。
遊びながら体づくりや運動もできるので、大人にもおすすめですよ♪
■DATA
4.マンモスプレイパークTARUMI(亀水中央公園)<高松市>
亀水湾(たるみわん)と五色台に囲まれた「マンモスプレイパークTARUMI」は、2022年3月にオープンしたニュースポット。高松市と姉妹都市でもあるフランスのンドル・エ・ロワール県のトゥール市から寄贈を受けた大型遊具は、まるでヨーロッパの城を思わせるデザインで、大人が見ても思わずワクワクします。フランス製の大型遊具をはじめとする5種類の子ども用遊具のほか、大人用の健康遊具は、普段の運動不足解消にもおすすめですよ。
子ども用の大型遊具は、迫力満点の3つのトンネルすべり台が見どころ。遊具のてっぺんまで登れば気分は一城の主?
公園の南には県内有数のバラの名所が。10月上旬からは秋のバラが見ごろを迎えるので、遊びに行くついでにバラ鑑賞もいいですね。
■DATA
5.峰山公園(みねやまこうえん)<高松市>
高松市内を一望でき、ハイキングや夜景を見に地元民が多く訪れる峰山。その頂上に位置する「峰山公園」は、周辺に国の史跡に指定されている「石清尾山(いわせおやま)古墳群」があることから、古墳をモチーフとした遊具が存在感を放っています。
大きなはにわが待つ「はにわっ子広場」には、高台から馬はにわのオブジェをくぐりながら伸びる、全長58mのローラーすべり台や、水中探検迷路、石槍(いしやり)ターザンロープ、高床式ゲートなど、どれも古墳時代を思わせるユニークな遊具が盛りだくさん。
障がいを持つ人も利用できる、銅鐸(どうたく)をモチーフにしたユニバーサルローラーすべり台も完備されています。
約7200平方mの広大な芝生広場では、ピクニックやキャッチボールなどをする人の姿も。園内全体を使ったアスレチックコースには、ユラユラ丸太やタイヤトンネル、大かべのぼり、バランスブリッジなど、24種類にも及ぶ本格的なアスレチックがあり、子どもはもちろん、大人も楽しめるようになっています。利用する際は、動きやすい服装で準備体操を忘れずに!
■DATA
6.瀬戸大橋記念公園<坂出市>
坂出ICから車で約30分。本州と四国を結ぶ「瀬戸大橋」のたもとに広がる「瀬戸大橋記念公園」は“水と緑と太陽のブリッジランド”として、地元民はもちろん、県外からも多くの人が訪れるスポット。
すぐ目の前には穏やかな瀬戸内海と、迫力の瀬戸大橋を望むことができるほか、橋の歴史を伝える記念館やドーム、球技場、芝生広場など、敷地内には子どもから大人まで楽しめる施設が点在しています。
中でも「こども広場」は、船をイメージした“夢丸”と橋をイメージした“夢橋”の2つの大型遊具を完備。通称「ふねまるちゃん」と呼ばれるこちらの遊具は、陸にいながら船旅をしている気分になるかも。
すぐそばには、滑り台やブランコなどの小型遊具もあるので、幼児や、大型遊具はちょっと勇気がいるという子どもも気兼ねなく遊ぶことができます。
「おおはしくん」は網の上を歩くことでまるで空中移動をしている感覚になれるほか、実際の架橋工事現場さながらの雰囲気を体験ができます。テトラポットのような形をした遊具も、海をイメージさせますね。
公式HPのバーチャルビューで公園内の様子を見られるので、ぜひチェックして。
駐車場には利用時間が設けられているので確認の上来園を。
■DATA
瀬戸大橋記念公園
- 所在地
- 香川県坂出市番の州緑町6-13
- 電話番号
- 瀬戸大橋記念公園管理協会:0877-45-2344
- 営業時間
- <西駐車場>海に面した、東山魁夷せとうち美術館側の駐車場
・5~8月/19:30まで
・9〜4月/17:30まで
※翌5:00開場
<北駐車場および東駐車場>
終日利用可
ただし、金・土曜、休日の前日は
・5~8月/19:30まで
・9〜4月/17:30まで
※12月28日~1月2日は17:30まで
※翌5:00開場 - ※各施設の定休日については公式HPで確認を
7.かりんの丘公園<まんのう町>
カリンの産地でもあるまんのう町ならではの“カリン”の実をモチーフにしたインパクト大な遊具が目印になっている「かりんの丘公園」。野球やサッカー、グラウンドゴルフなどのスポーツエリアのほか、四国でも数少ない、本格的な自転車・オートバイトライアルのモーターサイクルスポーツエリアが整備されている多目的総合施設です。
充実したスポーツエリアのほか、園内にはアスレチック広場や展望台、芝生広場など自然の中でのびのびと遊んだりくつろいだりと、幅広い世代が思い思いの時間を過ごすことができます。
中でもアスレチック広場は、2024年夏に改修工事を終えたばかりの大型遊具を設置。すべり台や吊り橋、鉄棒など、遊びながら思う存分体を動かすことができます。
近くに保護者がくつろげる東家(あずまや)や休憩施設が併設されていれているのもうれしいポイントですね。
■DATA
8.さぬきこどもの国<高松市>
高松空港に隣接し、飛行機の離発着を眺めることができる大型児童館「さぬきこどもの国」。子どもたちが心身ともに健やかに情操豊かに育つことを目指し、中央・西ウイング・東ウイングの3つのエリアに分かれた広大な敷地と、児童館内では体験型の遊びを数多く提供しています。
中央エリアの「わくわく児童館」と芝生広場を自由に行き来できるチューブ型遊具は、香川に伝わる民話に数多く登場する竜がモチーフとなっていて、同館のシンボルにもなっています。
チューブの中は、ポールをくぐったりまたいだり、ボルダリングのように登ったりと、体をめいっぱい動かすことができますよ♪
芝生広場では大空に飛び立つ飛行機を眺めながら、ベンチでお弁当を食べることもできます。汽車や飛行機などを模した遊具や、実際に使われていたことでんの車両も展示されているので、乗り物好きにはたまらないスポットかも。
東ウイングエリアのプレイプラザでは、小さな子どもと家族が楽しめるコンビネーション遊具や競技用ブランコが整備されています。ここから空港を眺めることも可能。
2025年4月には開園30周年を迎える同館。2024年度から西ウイングエリアを順次リニューアルしていく予定で「木製アスレチックゾーン」「家族で遊べるゾーン」「ロープネットゾーン」の3つに分けて、幅広い年齢の子どもや大人が利用できるようになるそう。
屋根付きの休憩スペースや、フォトスポットなども準備中なので完成をお楽しみに。
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年9月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。