ことでん伏石駅から徒歩10分ほどの場所にある「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店。高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のコーヒー豆を使ったスペシャルティコーヒーや、農家から直接仕入れたフルーツをふんだんに使った、話題のグリークヨーグルトなど気になるメニューがめじろ押しです。
・「Drink Drink(ドリンクドリンク)」
ことでん伏石駅から徒歩10分ほど。国道11号東バイパスから塩江街道沿いを南へ向かうと見えてくる「Drink Drink(ドリンクドリンク)」は、2024年2月にオープンしたコーヒー店です。
自転車店だった建物を改装した店舗は、大きなガラスの引き戸はそのままに、赤と白のストライプのテントを掲げ、まるで以前からこの場所にあったような懐かしさを覚えます。
人と話すことが好きというオーナー夫婦は、もともと接客業をしていたそう。二人のお店を持つことが夢だったところ、高松市木太町の「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」でコーヒーの魅力に触れ、淹(い)れ方を学んだ後に念願のお店をオープンさせました。
コーヒー以外のドリンクやフードメニューもそろい、すべてテイクアウトOK。平日は10:00から24:00までと長く営業しているので、朝の散歩ついでやディナーの後の夜カフェ使いにもふらりと立ち寄ることができます。
店内はゆったりとした間隔で座席が設けられていて、広々と開放的。通りに面したガラス戸越しに、道行く車や人の様子を眺めていると、自分も町の一部になったよう。一人の時間に浸るカフェというよりは、人との交流を楽しむコーヒースタンドのような空気感が魅力です。
クスッと笑える壁のイラストは、オーナーが家族と一緒に考えたお店のロゴマークを、BLUE SPOON COFFEE ROASTERSの社長がキャラクター風に描いたのだそう。目を引く上に、なんだか元気がもらえますね。
・ゴクゴク飲めるスペシャルティコーヒー
『ドリップコーヒー』682円
飲む機会は多々あれど、意外と深くは知らないコーヒーのこと。よく聞く「ブレンド」とは複数のコーヒー豆を合わせたもので、「シングル」とは1つの産地のみのコーヒー豆のことです。同店ではブレンドと、月ごとに変わる2種のシングルのコーヒー豆が使われています。
3種類のコーヒー豆を、浅煎(い)り、中深煎り、深煎りから選びます。浅煎りはフルーティーで酸味が強く、深煎りは苦味とコクが強めと、焙煎(ばいせん)具合によって風味が変わるので、香りを比べたりお店の人と相談したりしながら、今の気分に合った1杯を選んでみて。
コーヒー豆は鮮度が落ちないように、1杯分ずつオーダーが入ってから粉砕します。一般的に1杯分は10gほどのところを、同店ではたっぷり20gの豆を挽(ひ)き、微粉をふるいにかけます。
微粉をふるうことでフィルターの目詰まりを防ぎ、抽出し過ぎず雑味が少ないスッキリとした味わいになるのだそう。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れられたコーヒーから立ち上る、ふわっとしたアロマに癒やされます。
実はコーヒーが苦手だったというオーナー。この淹れ方を学んでから飲めるようになったそう。クリアですっきりとした味わいは、普段コーヒーを飲まない人もゴクゴクと飲めそうです。他店のラージぐらいはありそうな存在感のあるサイズがうれしいですね。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったらそのまま買って帰ることもできます。
・産地直送!旬のフルーツを使ったメニュー
『はつ恋レモネード』605円
コーヒーと並ぶ看板メニューの『はつ恋レモネード』は、三豊市仁尾町のまるく農園で栽培されるブランドレモンの「はつ恋キュンッれもん」が使われています。甘酸っぱいレモンの風味が、シュワっとした炭酸と相まって爽やかな飲み心地。
※「はつ恋キュンッれもん」はまるく農園の登録商標です。
生産者から直接仕入れたレモンは、豊かな甘みと新鮮な香りが特長。砂糖とハチミツ漬けにしたレモンのみを使ったシンプルなレモネードだからこそ、素材が要。意外にも国産レモンは冬から春にかけてが旬とのことで、寒い時期にビタミンで元気をチャージするのにぴったりです
『グリークヨーグルト(季節のフルーツ)』1,320円
ヨーグルトの表面にたまっている水分(ホエー)を水切りし、クリーミーでまったりとした食感の『グリークヨーグルト』は近頃話題のデザートです。グラノーラの上に季節のフルーツをたっぷりとのせ、最後にハチミツを加えた贅沢な一皿。
リンゴは果汁をしっかり含んだ、長野県産の秋映(あきばえ)を使用。皮付きのまま薄くカットされているので、シャリッとした食感と豊かな香りを味わえます。
岡山県産の大粒で種なしマスカットの瀬戸ジャイアンツは、皮が薄く口の中でパリッと弾ける食感と、爽やかな甘みが広がります。フルーツは交流のある農家から直接仕入れていて、毎回変化するのもお楽しみ。
・自家製スイーツも必食の価値あり
『チーズケーキ』770円
オーブンではなく、無水鍋を使った奥さまお手製のスイーツもお見逃しなく。
焼き上げてから12時間寝かせた同店の名物スイーツ『チーズケーキ』は、ねっとり濃厚なチーズの風味とタルト生地のサクッとした食感がたまりません。
『シフォンケーキ』550円
やわらかな口溶けの『シフォンケーキ』は、ベーキングパウダー不使用で、しっとりとした食感が際立ちます。素朴で優しい口当たりは、食後でもペロリと食べ切れそうです。
どちらのスイーツもコーヒーとの相性もバッチリ!セットでオーダーして、至福のカフェタイムを楽しんで♪
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■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年11月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。