レオマリゾートやアイレックス(丸亀市綾歌総合文化会館)から車で約5分、丸亀市綾歌町栗熊の県道278号沿いに佇む「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」は、自然たっぷりのロケーションで本格的なスパイスカレーやチーズケーキが味わえるカフェです。“木と暮らす”ぬくもりを感じる空間で、まったりと癒やしのひとときを過ごして。
・小さな森の中にある「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」
ことでん栗熊駅から車で約5分、自然豊かな県道278号沿いにある「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」は、道を挟んだ向かいにある「山一木材」が手がける“木と暮らす”をコンセプトにしたカフェ。
敷地内に一歩足を踏み入れると、イキイキとした植物たちが迎えてくれます。取材日はあいにくの雨でしたが、しっとりと雨に濡れた草花や優しい雨音に、この場所だけ時間が緩やかに流れているように感じます。
草木や花に囲まれた小道を進むと、壁もドアも傘立てもすべて木製のカフェに到着。店舗の前にはブランコやすべり台、奥のスペースにはドア付きの木など、子ども心をくすぐる遊具もありますよ。
木材をふんだんに使った店内は木の香りに包まれ、大きな窓からはたっぷりと光が降り注ぎます。カウンターでオーダーしたら、好きな席へどうぞ。
窓際の席は、目の前に真っすぐ伸びたヒノキの木々が立ち並び、非日常的な時間を味わえます。かわいい小鳥が近くまで遊びにきてくれることもありますよ♪
天気の良い日はテラス席がおすすめ。街の喧騒(けんそう)から離れて、葉が揺れる音や鳥のさえずりに耳を傾けながら過ごす時間は、身も心も洗われるような感覚に。
店内の席とテラス席のほか、併設されている図書室や森の中も飲食OKなので、森林浴がてら散策をしながら自分のお気に入りのスポットを探してみて。
同店を運営する材木店「山一木材」によって生み出された家具やインテリア小物、トレー、お皿などが使われています。「山一木材」で扱うのは、自社開発の乾燥庫で温度45度以下で木の細胞を生かしたまま乾燥させた無垢(むく)の木材。木の香りや模様など木本来の風合いを損なわないようにするのが山一スタイルなのです。こだわりの製法ででき上がったアイテムはカフェ併設の「ファクトリーショップ」で販売もしているのでお土産にいかが?
・子どもから大人まで楽しめる、スパイス香る本格カレー
『森のキーマカレー』950円
綾歌郡綾川町にある本格インドカレー専門店「スパイス家族カラクラ」と作り上げたキーマカレー。スパイスの風味をしっかり感じながらも、子どもも食べられるように辛くないところがうれしいポイント。具材のチキンは若鳥と親鳥の両方を使用し、どちらのうま味も生きています。
付け合わせは敷地内にある畑で採れる自家製の野菜。その季節ならではの旬の野菜を堪能できますよ。
・ほっと一息♪至福のおやつタイム
『バスクチーズケーキ』600円
外部サポーターのパティシエが監修した、シンプルかつ王道のバスクチーズケーキ。中はとろりとした食感がやみつきになること間違いなしの一品です。
フォークを入れただけで分かるふわとろ感で、一口頬張るとチーズの香りが口いっぱいに広がり、思わず目を閉じて味わいに集中したくなるほど。幸せのおやつタイムを心ゆくまで堪能しましょう。
『自家製コーヒーゼリー』500円
コーヒーゼリーは、大阪でコーヒー豆の販売などを行う「EMBANKMENT Coffee(エンバンクメントコーヒー)」から取り寄せた浅煎(い)りから中煎りの豆を使用しています。同店のためだけに焙煎された豆で、その豆も約1カ月ごとにリニューアルするそうで、探求心がうかがえます。
水出しコーヒーで作ったぷるぷるのコーヒーゼリーの上には、ふわふわ食感の自家製ミルクブリューアイスがオン。優しい甘さでさっぱりといただけるので、食後のデザートや暑い日のおやつにぴったりですよ。
・こだわりが詰まったドリンク
『青森葉とらずりんごジュース』600円
青森県産の「葉とらずリンゴ」を使ったフレッシュジュース。葉とらずリンゴは、名前の通り葉を落とさず残したまま育てる栽培方法で、太陽の光をたっぷり浴びた葉が養分を作り出し、甘味が増したリンゴになるそうです。
ギュッと凝縮されたリンゴの味わいがダイレクトに感じられ、フレッシュな甘さながらもさっぱりとしているので、夏場にもおすすめです。リンゴジュースをジンジャエールで割った『青森葉とらずりんごジンジャー』(600円)もありますよ。
『ミルクブリューコーヒー』650円
ミルクブリューとは、牛乳で抽出したコーヒーのこと。同店の『ミルクブリューコーヒー』は、低温殺菌の牛乳を使うことで、優しくほのかに甘みのある風味が体に染み渡ります。スイーツのお供に丁寧にじっくり抽出したコーヒーはいかが?
旬の食材に花や新緑、落葉など、移りゆく季節を五感で楽しむことができる「KITOKURAS cafe(キトクラスカフェ)」。無垢の木の香りや、マイナスイオンに満ちた森の中でのランチやカフェタイムは、身も心も癒やされますよ。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。