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2024.1.15
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【高松】「四国村ミウゼアム」併設の「四国村カフェ」で異国情緒あふれるティータイムを

高松市の人気観光スポット「四国村ミウゼアム」内にある「四国村カフェ」。兵庫県の「神戸北野異人館街」にあった住宅を移築した、国登録有形文化財の洋館です。店内には海外のアンティーク家具がたくさん置かれ、イギリスの豪華邸宅にいるかのような雰囲気を演出しています。店舗オリジナルブレンドの「グルジアンティー」は、スパイスの効いた紅茶として長年愛され続けています。紅茶にぴったりの軽食やスイーツも取りそろえているので、優雅なティータイムを過ごしてみては?

・野外博物館「四国村ミウゼアム」併設の「四国村カフェ」

ことでん屋島駅から歩いて5分、高松中央ICから車で約15分の場所にある「四国村ミウゼアム」。江戸時代から大正時代まで実際に使われていた33棟の民家などを移築・復元した野外博物館です。敷地内には、食事処やカフェ、ギャラリーなども併設され、多くの観光客でにぎわいます。

「四国村ミウゼアム」のエントランス付近に佇む「四国村カフェ」。ミント色の建物や赤色のテレフォンボックスとポストが一際目立ち、フォトスポットとしても人気です。

同カフェは、もともと神戸北野異人館街にあった、1905年建築のワサ・ダウンさんの住宅を1976年に「四国村」に移築したもの。日本郵船の船員寮として使われたこともある、由緒ある建築物です。

建物の前にある赤いテレフォンボックスとポストは、イギリスのロンドン郊外から移設したものだそう。ロンドン西南部のチェルシーからきたといわれるポストは、作家・夏目漱石がかつて英国留学中に使用したかもしれないと言い伝えられています。「四国村」に訪れた際は、記念に一枚撮影してみては?

館の扉を開くと、ロマンあふれる店内へ。そこかしこに置かれた海外のアンティーク調の家具や調度品の数々が、まるでタイムスリップしたかのような気分に誘います。45席ほどあるテーブルやチェアもよく見るとそれぞれ微妙に形が異なるので、どの席に座るか迷ってしまう人が多いというのも納得です。

同店を貸し切って、ライブやピアノの発表会なども開催されています。貸し切りを希望する場合は、電話で問い合わせを。

物販スペースも少し。取材日は、香川県東かがわ市出身のアーティスト・中原淳一さんのグッズが並んでいました。注文した料理の待ち時間や、帰り際にぜひ手に取ってみては?


・店舗オリジナルの紅茶とスイーツで優雅な時間

左から『アップルケーキ』500円、『グルジアンティー』600円

英国風の店内で、時空を越えてイギリスの貴族になりきり、優雅なティータイムを過ごしませんか?

運ばれてくる瞬間から爽やかな香りが漂う『グルジアンティー』は、スタッフがオリジナルにブレンドしたスパイスティー。シナモンとクローブを一日中紅茶の中に漬け込み、砂糖で甘みをプラス。隠し味にオレンジジュースを入れているため、後味はスッキリした風味です。創業以来、スタッフに密かに語り継がれてきたという秘伝のオリジナルブレンドティー。スパイス通の人にはぜひ味わってほしい一品です。

紅茶のお供に欠かせないのがスイーツ。『アップルケーキ』は、生地にリンゴやクルミを練り込んでじっくり焼かれたパウンドケーキ。どこまでも具材が行き届いているので最後まで食感も楽しめます。シナモンやナツメグも使われていて、香りも豊か。甘さもちょうどよく、紅茶との相性も抜群!

『マフィン』500円

スコーンのような見た目でまるいフォルムがかわいらしい『マフィン』が一番人気。マフィンでは珍しい、オートミールと牛乳で手作りされたヘルシースイーツです。

マフィンが運ばれてきたら、半分に割ってみて。二つの側面にバターをたっぷり塗った後、熱々なうちにくっつけて、バターを生地に浸透させて頬ばると、熱で溶けたバターとマフィンのしっとり食感がたまらなくマッチ!素朴な味わいが愛される秘密です。紅茶と一緒にぜひ。

・軽食やレトロなドリンクもスタンバイ

『エッグチーズサンド』650円

軽食メニューはサンドイッチがスタンバイ。『エッグチーズサンド』は、卵焼き、ベーコン、ケチャップ、マヨネーズ、チーズなど、あらゆる欲望をかなえたメニューです。卵焼きには生クリームを隠し味に入れているため、ふわっとした食感に。甘じょっぱい味わいを一口ずつ堪能しましょう。

『コーヒーゼリー』650円

コーヒーをゼリー状にした昔ながらの『コーヒーゼリー』も人気。店長おすすめの味わい方は、バニラアイスが溶け出した瞬間に、コーヒーゼリーとかき混ぜてドルチェ風にすること。なめらかな味わいと濃厚なコーヒーのハーモニーを楽しめます。

『クリームソーダ』700円

コーヒーが苦手な人は、時代が変わっても幅広い世代に愛される『クリームソーダ』はいかが?

夏になるとブルー、イチゴ、レモン、オレンジなどフレーバーが増えます。家族や友人と一緒にカラフルなソーダを注文して、インスタ映えを狙うのもいいかも。

歴史的な建築物が多数集まる「四国村ミウゼアム」に建つ「四国村カフェ」。同店のメニューはテイクアウトでも楽しめます。イギリスの豪華邸宅のような洋館でゆっくりとティータイムを過ごしたり、「四国村ミウゼアム」の観光の合間にふらっと立ち寄ったり、思い思いの時間を過ごしてみませんか?

■詳細情報

■DATA

四国村カフェ

所在地
香川県高松市屋島中町91
電話番号
087-843-3114
営業時間
9:30 ~ 17:30(L.O.17:00)
※貸し切りの利用やメンテナンスのため臨時休業の場合あり
※貸し切り希望の際は、電話で問い合わせを

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年12月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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