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【高松】「うどんバカ一代」早朝から夕方まで営業!名物・釜バターうどんは注文必須♪

ことでん瓦町駅から徒歩7分、ことでん長尾線花園駅からは徒歩5分。高松市の中心部に程近い多賀町で、20年以上愛され続けている通称“バカ一(イチ)”こと「手打ち十段 うどんバカ一代」。平日でも長蛇の列ができるほど、香川で讃岐うどん巡りをするなら外せない同店。名物の「釜バター」を目当てに国内外から多くの人が訪れています。早朝6:00から、うどん店にしては珍しく夕方18:00まで営業しているのもうれしいポイント♪

・「手打ち十段 うどんバカ一代」

ことでん瓦町駅から徒歩7分、ことでん長尾線花園駅からは徒歩5分。高松市の中心部に程近い多賀町で、県道43号の観光通りから北に入った場所にある「手打ち十段 うどんバカ一代」。2004年(平成16年)から営業し、平日は近くで働くビジネスマンやご近所さん、休日は観光客で店前から通りに沿って長蛇の列ができるほど、香川で讃岐うどん巡りをするなら外せないお店です。

早朝6:00からうどん店にしては珍しい夕方18:00まで営業しているのも同店の特徴。昼時や夕飯時には混み合いますが、午前の早い時間帯や夕方前は比較的空いているので狙い目です。

壁一面に著名人のサインがズラリと飾られ、その人気ぶりがうかがえます。席は座敷とテーブルがあるのでお好きな方へ。店内は混み合っているので相席など譲り合ってくださいね♪


・どれにしようかな♪ 20種類もの讃岐うどん!

同店はカウンターでうどんの注文と受け取り、支払いまで済ませてから席につくセルフ式。店内に入ったらまずは列に並びながら、カウンター上の木札に書かれたお品書きをチェックして、何を食べたいか頭の中で思い浮かべましょう。

トレーと水を忘れずに取り、スタッフからメニューを聞かれたら、好きなうどんとサイズ、温かいか冷たいかをオーダーします。その場でうどんを受け取った後はネギやショウガ、天かすなど好みのトッピングを選んでうどんにオン!
お次は天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューコーナー。食べたいものがそろったらレジで会計の上、席に座りましょう。

食べた後は返却口にトレーや器などを返して、ごちそうさまと一声かけて♪

サイズは大(3玉)・中(2玉)・小(1玉)から選べますが、讃岐うどんの特徴として同じ1玉でもお店ごとに麺のボリュームが違うのでご注意を。同店は麺がやや太めでもちもち、小の1玉でも食べ応えが抜群です。
少食な人やこの後もうどん巡りが待っているという人は、まずは小から頼みましょう。

“バカ一”を代表する「釜バター」をはじめ、現在は約20種類ものうどんメニューを提供していますが、オープン当初は定番の「かけ」や「ぶっかけ」など6種類ほどしかなかったそう。
そんな中、当時のお客さんからメニューにはないうどんのオーダーを受けたことや、スタッフのアイデアから今の豊富なラインアップとなりました。

「うどんをとことん突き詰めたい」という思いが店名の由来にもなったほど、良い意味で“うどんバカ”ともいえるオーナーの見谷(みたに)さん。まだ完成していないという麺は、専用の小麦粉を使い、配合を時代とともに少しずつ変えながらいまだ進化を続けているそうです。
イリコメインの出汁(だし)は素材の味を生かし、麺と出汁が一体となるようこだわり抜かれています。

・“バカ一”の人気うどんランキング1位〜3位!

『釜ぶっかけ』小・410円、中・520円、大・630円

まずは人気メニューの3位から紹介。 うどん店でよく見かける「ぶっかけ」は、ゆで上がってすぐ冷水で締めた麺に醤油(しょうゆ)とレモンが付いたものが多いですが、こちらの『釜ぶっかけ』は釜から上げて10分以内の釜あげうどんに「ぶっかけだし」を使用しています。

そもそも釜あげは釜からゆで上がったばかりの麺をゆで汁ごと器に入れ、アツアツの状態で提供されるうどん。冷水で締めないことで、もちっとした食感と麺の表面にぬめりがあるのが特徴です。伸びてしまう前に、レモンを絞って大根おろしを混ぜて、早めにズズッといただくのが吉!

シンプルがゆえに麺そのものの味を楽しみながら、さっぱりと食べられますよ。

『温玉肉ぶっかけ』小・660円、中・780 円、大・920円

2位はこちらの『温玉肉ぶっかけ』。こちらも「ぶっかけ」ですが「だし醤油」ではなく甘辛く煮た牛肉と出汁(だし)が加わります。温玉を割って、甘辛い肉と麺に絡めて食べましょう。肉がたっぷりのっているので、見た目通りの食べ応え抜群な一品です。温・冷から選べますが、お店のおすすめは冷だそうですよ。

『釜バター』小・530円、中・650円、大・810円

そして1位は、同店の代名詞ともいえる『釜バター』が君臨。忙しいスタッフのまかないから生まれたメニューで、バターと粗挽き胡椒(こしょう)、生卵、だし醤油というシンプルな組み合わせは、麺に自信があるからこそできる一品ともいえます。

食べる前には溶けたバターと生卵、だし醤油をしっかり混ぜ合わせて。まるでカルボナーラのような濃厚な味わいの和洋折衷うどんです。

『讃岐うどん(6人前)』1500円、『釜バターうどん用 だし醤油』400円

おうちでも食べたいという人にはお土産用うどんはいかが?遠方に住む人におすすめの半生麺のうどんや、店内でも使われているだし醤油は、おうちでも『釜バター』が楽しめるのでぜひセットでどうぞ。お土産だけ購入する場合は、列に並ばずそのままレジで会計ができますよ。

また、店頭で持ち帰りとして「うどん玉」(1玉・110円)や「かけだし」「つけだし」などの出汁類(各おたま1杯110円)なども販売。取材時も近所に住む年配のお客さんがうどん玉を買って帰るなど、観光客だけでなく地元に根差したうどん店であることが伝わってきました。

“昨日よりもおいしいうどんを提供したい”をコンセプトに、20年近く続く人気店でありながら今もなお進化を続けている「手打ち十段 うどんバカ一代」。街中という立地で早朝から夕方まで営業していることから、うどん巡りのスタート、ゴール地点に欠かせないお店として1日中活気があふれています。自慢のもちもち麺をぶっかけ、かけ、そして『釜バター』で楽しんで。

■詳細情報

■DATA

手打ち十段 うどんバカ一代

所在地
香川県高松市多賀町1-6-7
電話番号
087-862-4705
営業時間
6:00〜18:00
※毎年12月31日は16:00まで 、1月2日は10:00~16:00
※混雑時の路上駐車禁止

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年11月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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