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【まんのう】自然豊かな「サニーサイドフィールズ」で味わう本格クラフトチョコ&コーヒー

仲多度郡まんのう町にある「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」は、カカオ豆やコーヒー豆の選定・焙煎から行い、本格的なクラフトチョコレートとコーヒーを楽しめるお店。田園風景に囲まれた自然豊かな屋外エリアでのんびりしたり、ギフトにぴったりなチョコスイーツを買ったり。地元野菜をふんだんに使用したキッチンメニューや、体験イベントなども見逃せませんよ!

「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」

2022年3月にグランドオープンした「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)」は、まんのう町の田園地帯にポツンと現れるユニークな見た目の建物がインパクト大なお店。看板工場をリノベーションし、オシャレなスポットへと生まれ変わった店内では、自家焙煎のコーヒーやカカオ豆から作るチョコスイーツ、地元野菜のフードメニューなどが楽しめます。

オシャレ度が高く、どこを切り取ってもフォトジェニックな同店。青空の下、屋外のイスに座って土の匂いや風を感じつつ、ピクニック感覚でのんびりカフェタイムを過ごすことができます。

店舗から徒歩すぐの場所では、2頭のヤギ「アサヒ」と「ユウヒ」が飼育されています。同店から出る野菜の端材などを使用したエサやり体験も可能(無料)。人懐っこいヤギたちとぜひ触れ合ってみて。

店舗入り口横にあるビオトープは、汚れた水を微生物や植物の力を借りてキレイにし、水田へ循環させるという自然のろ過装置“バイオジオフィルター”でもあります。施設内ではこのような地球に優しい取り組みも行っていて、子どもから大人まで学べるスポットとなっています。

店内は屋外から地続きになっていて、土の温かみを感じられる地面と、陽光が差し込む明るい空間となっています。カカオ豆やコーヒーの香りが漂い、見て回るだけでも癒やされますよ。


自家焙煎カカオから作るクラフトチョコ

インドネシアから直輸入のカカオ豆を焙煎し、可能な限り無添加で作られるチョコスイーツたちは、ガラス越しに見える工房で製造されています。チョコレート職人の八十川恭一氏が手がける本格的なクラフトチョコレートを味わえ、店内で販売しているコーヒーとのペアリングも◎。

カウンターには、チョコができるまでの工程が書かれたボードやサンプル品が並べられていて、どのように作られているのか現物を見ながら学べるというのも興味深いポイントです。同店で使用しているカカオ豆やコーヒー豆は全て環境に配慮して栽培され、生産者の顔が見えるもの。また、売り上げは現地の農家を支える基金にもつながるとのことで、おいしくいただきながら生産者を支援できるシステムも素敵ですね。

バリエーション豊富なチョコスイーツも見逃せません!甘い香りのコーヒー豆をトッピングした『カカオフィナンシェ』(300円)や、ほんのりラム酒の風味がアクセントの『ケークショコラ』(300円)、ボリューミーな『ナッツたっぷりブラウニー』(450円)など、目移りする焼き菓子ばかり。

シンプルにチョコレートを味わいたい人には、インドネシア産のバリ、ゴーラ、アチェという、3種類のカカオそれぞれの風味の違いを楽しめる、円形タブレットシリーズ(各種2枚入320円)がおすすめ。

アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツなどにチョコをコーティングしたシリーズ(1,050円〜/1袋100g入り)は、ナッツ好きにはたまりません。ナッツをキャラメリゼし、香ばしさを出した後、たっぷりのチョコレートをかけた贅沢な一品です。

『ショコラバー』380円

看板商品『ショコラバー』は、グラノーラ、生チョコ、コーティングチョコ、それぞれ異なる食感を楽しめるのが特徴。シナモンの風味やナッツのコク、セミドライフルーツの爽やかさなど、口いっぱいに華やかな味が広がります。キャンディ風の包みがかわいいので、ギフトにもオススメ。

こだわりの自家焙煎コーヒー

チョコと同じくコーヒーにもこだわりが。インドネシアの農園から直接買い付けたスペシャルティコーヒーの生豆を自家焙煎しています。

『ドリップコーヒー』480円

イートイン、テイクアウトともに可能なドリンクメニューのコーヒーは、“本日の豆”を使用した『ドリップコーヒー』(480円) 、コク深くすっきりとした『アイスコーヒー』(400円)、極上エスプレッソとミルクのマリアージュ『カフェラテ』(430円)の3品。小学生以下の特別メニュー『こーひーぎゅうにゅう』(250円)も大人気だそう。

『コーヒードリップバッグ』各220円

豆の種類は3種類で、焙煎方法やブレンドによって10種類のバリエーションから購入可能です。ドリップバッグ、ディップバッグタイプの個包装(各220円)は、それぞれの風味に合わせて、「1日のはじまりに」や「ゆっくりでいいじゃない」などのタイトルが付けられているのもユニーク。パケ買いしたくなるデザインで手土産にもぴったりです。



チョコ詰め放題は必見!

“畑のチョコレート市場”と呼ばれる、詰め放題スタイルのチョコカウンターは必見!約14種類もあるいろいろなチョコレートを、1カップに詰められるだけ入れて、フタが閉まればOK。チョコ詰め放題は冬季限定ですが、夏場には自家製アイスクリームにトッピングができるパフェスタイルが楽しめますよ。アイスクリームも保存料、甘味料、着色料、香料などを使わない無添加。「体に優しく、おいしいアイス」を心がけています。

『畑のチョコレート市場 』1カップ1,350円

好きなものだけを詰めたり、全種類制覇したりと、自分だけのオリジナル詰め放題カップを作れるのが楽しいですね。オススメのチョコをいくつかご紹介します。

“さくさくショコラ”は、カカオ70%のビターチョコにサクサクのココナッツ、フィユティーヌの食感がいい組み合わせ。イチゴ版もぜひお試しあれ。

“ぽんかんミルクチョコ”は、ほんのりとした苦味と爽やかさが特徴の愛媛県産セミドライポンカンに、マイルドなミルクチョコを合わせることで調和が取れた一品。

“モカ”は、ショコラティエとコーヒー焙煎士が、チョコレートに合うコーヒー豆を厳選した一品。ミルクチョコの中に、サクサクプレーンクッキーの軽い食感とチュディワイン深煎りコーヒー豆の香ばしさをプラス。

“緑茶くるみ”は、風味豊かな愛媛県産緑茶と、黒糖コーティングしたクルミの香ばしさ&食感が良いバランス。

マスキングテープやペンは無料で使い放題なので、カップに個性を出したオリジナルデコレーションをして、大切な人へのギフトにしてみませんか?心のこもった手書きメッセージも良さそうですね。

地元野菜たっぷりのピザやカレーも

店内中央には切り株のような円形キッチンカウンターがあり、食事メニューを頂くことができます。イートイン、テイクアウトどちらもOK。

2023年10月にメニューをリニューアルし、地元まんのう町の野菜を使用した『たっぷりお野菜のパイピザ』(700円)、野菜の水分のみで作った『大豆ミートのキーマカレー』(850円)、『チョコレート職人チョコクロワッサン』(450円)の3種をスタンバイ。今後も新しいメニューに出合えるかも。

『たっぷりお野菜のパイピザ』700円

『たっぷりお野菜のパイピザ』は、まんのう町で採れた無農薬野菜が主役のサクサクパイ生地ピザ。旬の新鮮野菜を使用するので、どんな内容かは当日のお楽しみ。庭で育ったローズマリーやタイムなどのハーブを焼き上がりに添え、香りも豊かに。

『チョコレート職人チョコクロワッサン』450円

バターの風味がとても芳醇なクロワッサンは、表面サクッと中はしっとり食感。サンドされるチョコレートは、口溶けなめらかなガナッシュタイプ。ベリーを彷彿とさせるフルーティーな酸味が特徴で、カカオニブのコリコリとした食感もアクセント。クロワッサンにコーティングされたヒマワリオイル、バター、岩塩を合わせたソースが、チョコの甘さを引き締めます。


学べるイベントも!

コーヒーやチョコレート、料理の魅力を探求するワークショップ「あそびとまなびLABO(ラボ)」も不定期で開催中。子どもの自由研究や、大人の学び場としても注目のイベントです。

“玉ねぎ収穫体験&BBQたき火で語らナイト”や“昆虫ガイドツアー”など、まんのうの里山で自然も感じられるイベントも過去に行われています。クリスマスなどのシーズン行事もお見逃しなく!SNSや公式サイトでスケジュールをチェックしてみて。

ドライブスポットとしても非常に魅力的な同店。街中の喧騒から離れ、おいしいチョコスイーツに癒やされてみては?

■詳細情報

■DATA

SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイドフィールズ)

所在地
香川県仲多度郡まんのう町長尾2237
電話番号
0877-89-6342
営業時間
平日/10:00〜16:00(LO15:30)
土日祝/10:00〜17:00(LO16:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年11月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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