2024年6月6日、仏生山公園に程近い多肥上町の住宅街に「おいしい日」がオープン。東かがわ市引田の人気カフェ「kuki(クキ)」の姉妹による手作りの弁当や惣菜、ドリンクなどをテイクアウトできるお店です。旬の地元野菜を使用し、素材の風味を生かす優しい味に仕上げているのが特徴。フルーツを漬け込んだ自家製シロップのソーダも要チェックです!
・「おいしい日」は弁当と惣菜のテイクアウト専門店
弁当と惣菜のテイクアウト専門店「おいしい日」が2024年6月6日にオープンしました。ことでん仏生山駅から車で約4分の高松市多肥上町の新興住宅地にあり、仏生山公園にも程近いのでピクニックランチにもぴったり。店名は、誰かの日常で「おいしい!」と思う瞬間に、弁当や惣菜を届けられたらという思いから。かわいらしい文字の響きも考慮し、姉妹で案を出し合って決めたそう。
店舗デザインは、ログハウスや木の家の施工を専門とする「BESS高松」によるもの。自然の風合いを生かした木のぬくもりを感じる空間が、手作りの料理をより優しい印象に引き立てます。こぢんまりとした店舗前に駐車スペースが4台分確保されているのもありがたいですね。
こちらのお店はなんと、東かがわ市引田の人気カフェ「kuki」の姉妹が手がけています。主にお姉さんが接客、妹さんが調理を担当しています。もともと「kuki」を閉店して高松市内へ引っ越す予定だったそうですが、二人のお母さんがカフェを引き継ぐことに。そして姉妹で何かしようと考え、弁当と惣菜店というスタイルになりました。
・メインが選べる弁当!
『クリームチーズとキャベツのメンチカツべんとう』『グリルチキンべんとう』各750円
弁当はメインが3種類、メンチカツ固定ともう1つ別のメインを詰め合わせた『おいしい日 スペシャルDXべんとう』(980円)が2種類、サラダやスイーツなどが付いた『おいしい日set』(1,500円)がスタンバイ。できるだけ地元の新鮮野菜を産直市場などから仕入れ、揚げものや炒めものなどは米油を使用。メンチカツとグリルチキンは固定ですが、豚肉を使ったメインおかずは日替わりで味付けが変わります。
メンチカツは何度も試行錯誤しながら作り上げた看板メニュー。合い挽(び)き肉に千切りキャベツを加えることで、ボリュームアップと食感のアクセントに。センターに仕込まれたクリームチーズのコクも◎。メンチカツは単品でも販売しているので、食卓のおかずとして買って帰る人も。
香ばしく炙(あぶ)ったグリルチキンは厚切りカットで食べ応えたっぷり!日によって異なるオニオンソースなどの味付けを楽しんで。メイン1品の弁当には2〜3品の惣菜が、『おいしい日 スペシャルDXべんとう』には5〜8品付きます。
『おいしい日set』1,500円
弁当、惣菜単品1つ、スイーツ、ドリンクがセットになった『おいしい日set』は風呂敷に包んでもらえるので、特別感アリ。そのまま公園などへ持って行って食べる際にもランチョンマットとして使えます。好きな種類をそれぞれ選んで。
・季節を感じる惣菜やドリンク、スイーツも♪
産直市場などから仕入れる新鮮な地元野菜を使った惣菜は、季節を感じるものばかり。コールドミール系は毎日5種類前後がショーケース内に並びます。
『おかわかめとツナのサラダ』『ごぼうサラダ』各250円
『おかわかめとツナのサラダ』は、ワカメの酢のもの風でありながら、海藻ではなく葉物野菜のオカワカメを使用したサラダです。オカワカメ特有のヌルヌル感と、浅漬け風キュウリのシャキシャキとした食感がいいバランス。『ごぼうサラダ』は歯応えの良い千切りゴボウとニンジンをマヨネーズと塩でしっかり味付け。
『日替りおかず3種盛り』600円
惣菜が3種類セットになった『日替りおかず3種盛り』は、その日の内容によって値段が500円または600円に変動します。『なすの揚げびたし』はカツオ系の出汁(だし)の味がしっかり感じられるやわらかなナス。『ポテトサラダ』はしっとりとしたジャガイモにコーンの甘みをプラスし、上品な味付けに。『手羽元のこしょうみそ煮』は鶏肉本来のうま味を生かした優しい味付けです。
『自家製シロップのすももソーダ』350円
ドリンクは、店舗を持たない瀬戸内地方の自家焙煎コーヒー店「シロクマコーヒーロースターズ」の『水出しアイスコーヒー』(350円)と、自家製フルーツシロップのソーダから選べます。ソーダに使うシロップは、旬のフルーツをシロップ漬けにしているので、季節ごとに異なる味わいを楽しめますよ。スモモは夏ごろまで販売予定ですが、無農薬の梅を使用したシロップが登場したことも。同店唯一のスイーツである、自家製ジャムソースの『パンナコッタ』(230円)もお見逃しなく。
一風変わった見どころとして“仕掛けbox”が店先にあります。これは、同店の看板をデザインした作家によるアート作品。木箱を開くと、扉に仕込まれた紐(ひも)が引かれ、中の人形がこちらを向くギミックが施されています。
人形が持っているのは、お店の看板メニューであるメンチカツ!作家がオリジナルで制作したアートなので、訪れた際にはのぞいてみて。
旬の野菜をふんだんに使った、姉妹の人柄を感じる優しい味わいの弁当や惣菜がそろう「おいしい日」。テイクアウトしておうちランチや、天気の良い日には近くの仏生山公園でピクニックするのもおすすめですよ。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。